どうも、こぐる(@kogurugamesbrog)です。
突然ですがゲーマーのみなさんはオーディオインターフェイスを使っていますか?
そもそもオーディオインターフェイスってなに?
オーディオインターフェイスとはマイクや楽器の音をPCで使えるようにする機器で、さらにはデジタル信号をアナログ信号に変える役割があります。
オーディオインターフェイスや他の機器について知りたい方はこちらもどうぞ。
そんなオーディオインターフェイスですがよくループバック機能というのを聞いたことはないですか?
ループバックというのもよく分からないんだよなあ
今回はそんなループバック機能を搭載しているオーディオインターフェイスのMOTU M2を紹介しつつ、ループバック機能とはどういったものかを解説します。
ループバック機能を搭載しているオーディオインターフェイスは、ゲーム配信やオンライン会議に最適ものとなっています。
また似た製品のMOTU M4との違いも見ていきましょう。
MOTU M2のスペック
まずはMOTU M2のスペックを見ていきましょう。
メーカー | MOTU |
製品名 | M2 |
インターフェイス | USB-C |
入出力端子 | XLR/TRSコンボジャック x 2、TRSフォンジャック x 2 |
ファンタム電源 | +48V |
サンプリングレート | 44.1kHz – 192kHz |
AD/DAコンバーター | ESS Sabre32 Ultra DAC |
ヘッドフォン出力 | 1/4インチステレオジャック x 2 |
MIDI端子 | 入出力端子 x 1 |
ループバック機能 | あり |
寸法 | 145mm x 125mm x 49mm |
重量 | 0.6kg |
MOTU M2は、高音質で安定した動作が魅力のオーディオインターフェイスです。
ループバック機能も搭載されているため、ゲーム配信やライブ配信にも使用できます。
MOTU M2の特徴
MOTU M2は、ハイエンドモデルのオーディオインターフェイスで採用されているDACを搭載し、高音質なサウンドを実現します。
ゲーム配信に便利なループバック機能も搭載しており、低レイテンシーで快適な配信が可能です。
また、見やすい前面ディスプレイで、設定や状態を簡単に確認することができます。
次の項目では、これらの特徴について詳しく解説します。
ハイエンドモデルのオーディオインターフェイスで採用されているDACを使用
MOTU M2は、オーディオインターフェイスの中でもハイエンドモデルに採用されているDACを使用しています。
DACとは、デジタル信号をアナログ信号に変換するコンバーターのことです。
DACの性能は音質に大きく影響するため、ハイエンドモデルでは高性能なDACが採用される傾向にあります。
MOTU M2は、ESS Sabre32 Ultra DACという最新鋭のチップが採用されています。
このDACは優れたSN比とダイナミックレンジを誇り、音質をよりクリアでリアルなものにすることができます。
さらに、M2はESS独自のクロック技術である”ジッターエリミネーター”も搭載しています。
これはジッターと呼ばれる信号のゆらぎを低減する技術で、より正確なデジタル信号変換を実現することが可能です。
これらの技術により、MOTU M2はハイエンドモデルに匹敵する音質を実現することができています。
プロユースにも耐えうる高いクオリティを求める方に最適なオーディオインターフェイスです。
ゲーム配信で使えるループバック機能搭載
MOTU M2の大きな特徴の一つが、ゲーム配信に便利なループバック機能です。
このLoopBack機能はゲーム実況や歌ってみたの配信を行う方にとってとても重要な機能になります。
例えばゲームの実況を配信している場合、LoopBack機能がないとマイク音声はリスナーに聞こえるが、PCで流れているゲーム音は聞こえないという現象になります。
ループバック機能は、専用のソフトウェアやドライバのインストールが不要で、簡単に使用することができます。
また、レイテンシーも非常に低いため、快適にゲーム配信を楽しむことができます。
MOTU M2のループバック機能は、ゲーム配信者にとって非常に便利な機能です。
低レイテンシーを実現
MOTU M2は、オーディオインターフェイスの中でも特に低レイテンシーを実現していることで知られています。
レイテンシーとは、音を入力してから出力されるまでの遅延時間のことで、楽器演奏やボーカルレコーディングなどでは特に影響を受けやすい要素です。
MOTU M2は、独自のUSBドライバーと高性能なDSPチップを搭載することで、レイテンシーを大幅に削減しています。
具体的には、バッファーサイズを最小に設定した場合、入力から出力までの遅延時間はわずか2.5ms程度と、ほぼリアルタイムに近い感覚で操作することができます。
低レイテンシーを実現することで、以下のようなメリットが得られます。
- 快適な楽器演奏
ギターやキーボードなどの楽器演奏において、音の遅延は演奏のタイミングやニュアンスに影響を与えてしまいます。
MOTU M2の低レイテンシーは、より自然な演奏感を実現し、演奏のストレスを軽減します。
- 正確なボーカルレコーディング
ボーカルレコーディングにおいても、レイテンシーは音程やタイミングのずれにつながります。MOTU M2の低レイテンシーは、正確なボーカルレコーディングを可能にし、よりクオリティの高い録音を可能にします。
- スムーズなオーディオ編集
オーディオ編集作業においても、レイテンシーは編集作業の効率に影響を与えます。
MOTU M2の低レイテンシーは、スムーズなオーディオ編集を可能にし、作業効率を向上させます。
見やすい前面ディスプレイ
MOTU M2には本体前面にフルカラーディスプレイがついています。
このディスプレイはinとoutのボリュームが表示されています。
つまりマイク音声とスピーカーやイヤホンから出力されている音のボリュームを簡単に把握することができます。
暗い場所でも高い視認性のフルカラーディスプレイはゲーマーにとっては嬉しいだね!
ループバック機能とは
ループバック機能とは、先ほども背t冥した通り、入力された音声を同時に出力することもできる機能のことです。
マイクで録音した音声をヘッドフォンでモニタリングしたり、PCの音声とマイクの音声の両方を入力して同時に配信したりすることができます。
MOTU M2ではループバック機能が搭載されており、ゲーム配信やオンライン会議などで活躍します。
ループバック機能を使用することで、自分の声とゲーム音声を同時に配信したり、自分の声と相手の会話を同時に録音したりすることができます。
ループバック機能には、以下の2つの種類があります。
- ソフトウェアループバック: PCのソフトウェアでループバック機能を実現する方式。OSやソフトウェアの対応が必要となる。
- ハードウェアループバック: オーディオインターフェイスのハードウェア上でループバック機能を実現する方式。OSやソフトウェアに依存せず使用可能。
MOTU M2はハードウェアループバックに対応しているため、安定した動作が可能なためPCの性能を最大限ゲームに活かすことができます。
MOTU M2とMOTU M4の違いを徹底解説
MOTU M2には似た製品でMOTU M4というものがあります。
ここではMOTU M2とMOTU M4の違いを解説していきます。
製品名 | MOTU M2 | MOTU M4 |
入出力端子数 | 2in 2out | 4in 4out |
使用用途 | 主にゲーム配信や動画配信のように1人で使用する場合 | 音楽の収録など複数人で使用する場合 |
価格 | 35,970円 | 47,960円 |
主な違いは入出力端子数の違いになります。
MOTU M2は入出力端子数が2in 2outになっているため主に1人で使用する場合に適しています。
逆にMOTU M4の入出力端子は4in 4outになっているため複数の楽器などを同時に収録したい場合に適しています。
価格は約12,000円ほどなので予算と使用用途でどちらを購入するか決めましょう。
MOTU M2のメリット・デメリット
MOTU M2のメリットとデメリットをまとめます。
MOTU M2 | |
メリット | デメリット |
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まとめ
今回はMOTU M2について解説しました。
ループバック機能やMOTU M4との違いについても解説しました。
ゲーム実況配信者の方はもちろん、それ以外のゲームの音質を良くしたいゲーマーの方にもおすすめできる高コスパのオーディオインターフェイスになります。
ぜひ一度試してみてはいかがですか?
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