どうも、こぐる(@kogurugamesbrog)です。
動画配信者やゲーム実況など様々な場面でよく使用されているマイクでaudio-technicaのAT20シリーズがあるのはご存じでしょうか?
コスパが良くて音質も良いと言われることが多いですね。
しかし、みなさんこんな風に思ったことはありませんか?
似たようなマイクがたくさんあってどれを選んだらいいの?
このように悩む方はたくさんいると思います。
今回はaudio-technica AT20シリーズの特徴と選び方を解説していきます。
結論から言います。
まずはオーディオインターフェースを持っているか、持っていないかで選択するものが変わってきます。
オーディオインターフェースあり | オーディオインターフェースなし |
接続端子がXLRのものはオーディオインターフェースが必要になります。
逆に接続端子がUSBのものは直接PCやゲーム機本体に接続できるので簡単に使用することができます。
これをふまえた上で一部製品の特長を見ていきましょう。
オーディオインターフェースって何?という方はこちらもご覧ください。
audio-technica AT20シリーズの種類
まずは一部のAT20シリーズのスペックを比較します。
製品名 | AT2020 | AT2020USB-XP | AT2035 | AT2040USB | AT2050 |
マイクタイプ | バックエレクトレットコンデンサー型 | バックエレクトレット・コンデンサー型 | バックエレクトレットコンデンサー型 | ダイナミック型 | DCバイアスコンデンサー型 |
接続端子 | XLR | USB-C | XLR | USB-C | XLR |
指向性 | 単一指向性 | 単一指向性 | 単一指向性 | ハイパーカーディオイド | 単一指向性 無指向性 双指向性 |
周波数帯域 | 20~20,000Hz | 20~20,000Hz | 20~20,000Hz | 80~16,000Hz | 20~20,000Hz |
感度 | −37dB | – | -33dB | – | −42dB |
最大入力音圧レベル | 144dB | – | 148dB | – | 149dB |
SN比 | 71dB以上 | – | 82dB以上 | – | 77dB以上 |
出力インピーダンス | 100Ω | – | 120Ω | – | 120Ω |
電源 | ファンタムDC48V | USB電源 | ファンタムDC11~52V | USB電源 | ファンタムDC11~52V |
audio-technica AT20シリーズの各製品特徴
続いて一部の製品の特長を見ていきます。
AT2020
まずはベーシックなAT2020を紹介します。
AT2020 | |
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メリット | デメリット |
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こちらは定番のAT2020です。
間違いなくコスパ良好なコンデンサーマイクになっています。
接続端子がXLRなのでPCに接続する場合はオーディオインターフェースが必要になります。
すでにオーディオインターフェースを持っていて初めてコンデンサーマイクを使ってみたいという方にオススメです。
AT2020USB-XP
AT2020USB-XPの紹介をします。
AT2020USB-XP | |
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メリット | デメリット |
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こちらはAT2020のUSBで接続できるタイプのコンデンサーマイクです。
AT2020USB-XPはもう一つのUSBマイクのAT2020USB-Xをプロ仕様にバージョンアップしたものです。
PCに直接接続してすぐに使用できるためオーディオインターフェースがない場合にも使用できます。
また様々な機能が搭載されており、ノイズを軽減してくれるノイズリダクションやオートゲインコントロール、ミキサー機能などがあります。
ワンタッチでミュートができるのも嬉しいポイントです。
オーディオインターフェースが持ってない方で配信やボイスチャットに使いたい人にオススメです。
AT2035
続いてAT2035を紹介します。
AT2035 | |
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メリット | デメリット |
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AT2035は雑音が入りにくくなっているのが特徴です。
まずは単一指向性で雑音が入りにくいです。
80Hzローカットフィルターはエアコンの音など、低音の環境音をカットできる機能です。
ショックマウントが付属でついているは嬉しいですね。
接続端子がXLRなのでPCに接続する場合はオーディオインターフェースが必要になります。
オーディオインターフェイスを持っている方でマイク使用時の雑音が気になる人におススメです。
AT2040USB
AT2040USBを紹介します。
AT2040USB | |
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メリット | デメリット |
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AT2040USBの特徴は指向性がハイパーカーディオイドであることでしょう。
単一指向性の特性をさらに強めたもので人の声を収音することに特化しています。
ローカットフィルタースイッチもあるのでノイズが入りにくいマイクになっています。
またポップフィルターとショックマウントが内蔵されているため見た目もスッキリしています。
動画配信や、ゲーム実況のような声をしっかり録音したい方にオススメです。
AT2050
最後にAT2050を紹介します。
AT2050 | |
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メリット | デメリット |
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AT2050はXLR接続の高性能マイクです。
雑音や騒音が入りづらい仕様になっています。
また指向特性を切り替えることができ、単一指向性、無指向性、双指向性の3つから選択できます。
接続端子がXLRなのでPCに接続する場合はオーディオインターフェースが必要になります。
オーディオインターフェースを持っていて声の収録の他に楽器や環境音の録音、対談などをする方にオススメです。
audio-technica AT20シリーズの選び方
AT20シリーズの選び方をまとめます。
~オーディオインターフェースを持っている人~
~オーディオインターフェースを持っていない人~
- 配信やボイスチャットで使いたい→AT2020USB-XP
- 動画配信やゲーム実況で声だけをしっかり高音質で収音したい→AT2040USB
audio-technica AT20シリーズの違いは?どれを選ぶ?まとめ
今回はPCで使用できるマイクのaudio-technicaのAT20シリーズの選び方と違いを一部ピックアップして紹介しました。
まずはオーディオインターフェースを持っているか持っていないかで選ぶものが変わってきます。
オーディオインターフェースあり | オーディオインターフェースなし |
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そこからさらに細かく分けるとこのようになります。
~オーディオインターフェースを持っている人~
~オーディオインターフェースを持っていない人~
- 配信やボイスチャットで使いたい→AT2020USB-XP
- 動画配信やゲーム実況で声だけをしっかり高音質で収音したい→AT2040USB
AT20シリーズは種類が多く、選ぶのに迷っていしまいますが少しでも参考になれば幸いです。
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