どうも、こぐる(@kogurugamesbrog)です。
オンラインゲームをプレイしていて「ラグいな」と思ったことがありませんか?
対戦ゲームの場合はこの「ラグ」が勝敗を分けることもあります。
ラグを改善して勝利を掴み取りたくないですか?
今回はオンラインゲームにおける「ラグ」の原因と解消法を説明します。
オンラインゲームでラグが起こる原因
そもそもラグいってどういう状況だろう?
多くのオンラインゲームプレイヤーが耳にしたことがあり、感じたことがある「ラグい」という状態は実は大きく分けて2種類あります。
この2種類です。
一般的に「ラグい」と言われるときは主に画面のカクつきや敵がワープしたように見えてしまうといったゲームのパフォーマンスが低下したときです。
ラグとは画面の表示や操作の受付時に時間差が生じてしまうことです。
この説明だけだとネットワークの問題なのかプレイ機器の問題なのかわかりません。
これはフレームレートが低下した場合でもネットワーク関連の問題が生じた場合でも似たような現象が起きてしまうためプレイ機器の問題なのかネットワーク関連の問題なのかが混在してしまっているからです。
ラグを解消するためにはどちらが原因でラグくなっているのかを調べていく必要があります。
この様に分けるとわかりやすいです。
ラグが起きた時の対処法
では各原因に対しての対処法を紹介します。
ネットワーク関連の問題
ネットワーク関連の問題を6つ紹介します。
回線やプロバイダの通信速度が遅い
まずは自分が使っている回線やプロバイダの通信速度をチェックしましょう。
多くのオンラインゲームでは10Mbpsの通信速度が出ていればプレイできると言われていますが、対戦ゲームで問題ないレベルだと100Mbps以上の通信速度が望ましいです。
Fastt.comで通信速度の計測ができるので自分が使っている回線、プロバイダの通信速度をチェックしてみましょう。
もし有線接続で100Mbps以下の場合は回線やプロバイダの変更も視野に入れるべきかもしれません。
ルーターやONUなどの機器の問題
使用しているルーターやONUの不具合や劣化、故障でラグが発生することがあります。
まずはルーターやONUを再起動してみましょう。
また使用しているルーターが古い場合は買い替えることによって通信速度が早くなる場合があります。
その場合はゲーム特化のルーターに変更することを検討してみてもいいでしょう。
無線接続をしている
無線(Wi-Fi)接続は不安定で有線接続と比べると通信速度も遅くなります。
有線接続と無線接続だとこれだけの差があります。
また無線接続時はPing値が高くなりやすいです。
Ping値とは?
インターネットを介した通信にはパケットを送信~受信するまでのタイムラグがありそれをレイテンシ(伝送遅延時間)といいます。
このレイテンシをわかりやすく数値化したものがPing値といいます。
Pimg値の単位はmsで送受信にかかる時間を表しています。
つまりPing値は低いほど通信が早くラグが起きにくいということです。
一般的には40ms以下なら速いとされています。
・0~40ms:速い
・41~60ms:普通
・61~100ms:やや遅め
・101ms~:遅い
ただオンラインでの対戦ゲームのような一瞬の判断で勝敗が決まるような場合は20ms以下が望ましいです。
無線接続は通信速度が遅くなりPing値も高くなりやすいのでオンラインゲームをプレイするときにはできるだけ有線接続にしましょう。
LANケーブルが原因
前項で有線接続にしたほうが良いという話をしましたが、LANケーブルが原因でラグが起きてしまうこともあります。
LANケーブルにはカテゴリという規格があります。
カテゴリは数字が大きくなるほど通信速度が速くなります。
周波数帯域とは一度にどれだけのデータを転送できるかを表した数値です。
基本的にカテゴリ6以上のものを使用すれば問題ないでしょう。
ただ使用しているネット回線の最大通信速度が1Gbpsなのにカテゴリ8のLANケーブル使っても最大通信速度は1Gbpsとなります。
つまり高いカテゴリを選んでもネット回線の最大通信速度以上の速度は出ません。
ご自身の使用している回線に合わせたカテゴリのLANケーブルを選ぶと良いでしょう。
またLANケーブルの長さも通信速度に関係しており長ければ長いほどラグやノイズが増える傾向にあります。
サーバーが不安定
ゲーム側のサーバーが不安定のためラグが起こる場合があります。
こうなるとプレイヤー側では対処できないのでサーバーの復旧を待ちましょう。
また運営に連絡すると復旧が早くなるかもしれません。
住んでいる地域が原因
住んでいる地域が通信基地やサーバーと距離が遠い場合はPing値が高くなります。
これは住んでいる場所を通信基地やサーバーの近くに引っ越せば解決するのですが、そういうわけにはいかない方が多いと思います。
出来るだけ近くのサーバーを選ぶという意味でも、少なくとも日本サーバーでプレイするとラグは少なくなります。
プレイ機器の問題
プレイ機器の問題を3つ紹介します。
PC、ゲーム機の処理能力が低い
PS5やNintendo Switchの場合はスペックが決まっているので大きく問題になることは少ないですが、PCの場合はスペックによってラグが出ることがあります。
CPU、GPU、メモリ、SSDのスペックによってはゲーム画面の処理が追いつかなくなりフレームレートが低下してしまいます。
フレームレートが低下すると1秒間に出力できる画像情報が少なくなってしまうのでカクつきがでてしまいます。
どの程度のスペックが必要かはゲームごとで異なるので公式ページで確認してみましょう。
一般の業務用のPCだとそもそもGPUを搭載していないものが多いので、PCでゲームをプレイする場合はゲーミングPCといわれるスペックの高いPCを使用したほうが良いでしょう。
モニターの性能が低い
モニターの性能とは主にリフレッシュレートと呼ばれる性能です。
このリフレッシュレートも低いと画面のカクつきが出てしまいラグくなったと感じます。
先ほどのフレームレートと似ていますが、描画できる画像の数ですのでフレームレートが160fps出ていてもリフレッシュレートが60Hzであれば1秒間に60枚の画像しか描画されません。
逆にリフレッシュレートが160Hzに対応していてもフレームレートが60fpsしか出なければこれも1秒間に60枚の画像しか描画できません。
なのでフレームレートに合ったゲーミングモニターを選ぶ必要があります。
FPSをプレイする場合のおすすめのゲーミングモニターが知りたい方はこちら。
多様なジャンルのゲームをプレイする場合におすすめなゲーミングモニターが知りたい方はこちら。
マウスやキーボードの入力遅延
マウスやキーボードの入力遅延があると操作してからの反応が遅くなりラグくなったと感じることがあります。
これに関しては最近のゲーミングマウスやゲーミングキーボードは入力遅延はほとんどないのでそこから選べば問題ないでしょう。
まとめ
まずは
- ネットワーク関連の問題
- プレイ機器の問題
この2つに分けて考える。
- 回線やプロバイダの通信速度が遅い
- ルーターやONUなどの機器の問題
- 無線接続をしている
- LANケーブルが原因
- サーバーが不安定
- 住んでいる地域が原因
プレイ機器の問題
- PC、ゲーム機の処理能力が低い
- モニターの性能が低い
- マウスやキーボードの入力遅延
これらのことを改善してオンラインゲームでのラグを軽減し、勝利を掴みとりましょう!
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