どうも、こぐる(@kogurugamesbrog)です。
今回はPixioのゲーミングモニターであるPX279 Primeを紹介します。
PX279 PrimeはIPSパネル、27インチでリフレッシュレート240Hzの高スペックゲーミングモニターです。
結論から言うとこのゲーミングモニターは万能なのに高コスパです。
PX279 PrimeならFPS、RPG、アクションなどのゲームはもちろん動画視聴、動画編集、イラスト作成などなんでもこなせます。
詳しく解説していきます。
PX279 Primeのスペック
商品名 | PX279 Prime |
モニターサイズ | 27インチ |
パネル | Fast IPS |
パネル光沢 | ノングレア |
sRGB | 108.3%sRGB |
解像度 | 1920×1080(フルHD) |
リフレッシュレート | 240Hz |
応答速度 | 1ms(GtG) |
入力端子 | HDMI (v2.0)×1 HDMI(v1.4)×1 DisplayPort (v1.2)×1 |
VESAマウント | 100×100mm対応 |
総重量 | 7kg |
スタンド | ピボットなし ティルト-5˚ ~15˚ 左右スイベルなし |
PX279 Primeの特徴
PX279 Primeの特徴を見ていきます。
リフレッシュレート240Hzでぬるぬる動く
PX279 Primeのリフレッシュレートは240Hzなのでフレームレートは最大240fpsになります。
リフレッシュレートやフレームレートってなに?
こんな風に思う方もいるかもしれません。
簡単に説明すると
- リフレッシュレート……モニターが1秒間に描画できる画像の数
- フレームレート……PC、ゲーム機が1秒間に出力できる画像情報の数
となります。
つまり1秒間により多くの画像が描画されたほうが映像がヌルヌル動きます。
リフレッシュレートやフレームレートについて詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
またリフレッシュレートが高いほどFPSなどの対戦ゲームで有利になります。
なぜならFPSゲームで対面または打ち合いが起きた時にリフレッシュレートが高いほうと低いほうでは得れる情報量が違います。
わかりやすいように1Hzと2Hzで比べてみましょう。
1秒間で10cm進む人の映像を見る場合
1Hz……1秒間に1回映像が更新されるため1秒後に10cm進んだ地点の画像が見えます。
それに対して
2Hz……1秒間に2回映像が更新されるため0.5秒後に5cm、1秒後に10cm進んだ地点の画像が見えます。
こうして比べると1秒後に見えるものは同じですが、間に見える情報量が変わってきます。
それによって先に反応することができて撃ち合いを有利にすることができます。
一瞬の判断を要するFPSゲームではこの情報量の差が勝敗を分けることもあります。
一般なモニターやテレビのリフレッシュレートは60Hz前後の事が多いです。
つまり240Hzだと約4倍の情報量の差ができるわけです。
27インチで迫力のある映像
PX279 Primeは27インチと少し大きめです。
FPSでも不便にならないくらいの大きさですし、RPG等をプレイするのにも迫力のある映像を楽しめます。
ただモニターのサイズが大きめなのでデスクの広さと相談する必要があります。
色再現度が高く視野角も広いIPSパネル
PX279 PrimeはIPSパネルを採用しています。
現在モニターのパネルで主流なのはIPS方式、VA方式、TN方式があります。
パネルごとにそれぞれ特徴があり、この様になっています。
TN方式 | VA方式 | IPS方式 | |
リフレッシュレート | ◎ | △ | ◯ |
応答速度 | ◎ | ◎ | ◯ |
視野角 | △ | ◯ | ◎ |
コントラスト比率 | ◯ | ◎ | △ |
色再現度 | △ | ◯ | ◎ |
価格 | ◎ | ◯ | △ |
IPSパネルは特に視野角と色再現度に優れています。
視野角が広いと画面を斜めの角度から見ても色の変化が少なくなります。
色再現度が高ければ、より現実に近い色味を表現できるようになります。
ただその分、応答速度がほかのパネルと比べると遅かったり、価格が高くなりやすいです。
パネル別の特徴を知りたい方はこちらもご覧ください。
サブモニターにも最適なベゼルレス
PX279 Primeはベゼルレスとなっておりサブモニターにしても違和感なく使用できます。
ベゼルとはモニターの外枠のことです。
またサブモニターは正面から見て角度が付きやすいためIPSパネルとも相性が良いです。
マルチディスプレイにする場合モニターアームを使うとデスクもスッキリしてします。
Pixioからモニターアームも出ているので気になる方はチェックしてみてください。
残像間が少ない応答速度1ms
PX279 Primeは上記で説明した通りIPSパネルなので応答速度が遅いと思いきや、1ms(GtG)です。
IPSパネルの中でもFast IPSという方式のパネルを使用しており、従来のIPSパネルより応答速度が速くなっています。
応答速度とは映像の信号がモニターに届いてからモニターの色が変化するまでの時間です。
応答速度が速いと映像の残像感が少なくなります。
逆に応答速度が遅いと前の画面の色が残ってしまい残像となって見えてしまいます。
PX279 Primeの応答速度である1msはかなり速い部類に入ると思います。
圧倒的高コスパPX279 Prime
PX279 Primeはコストパフォーマンスが非常に良いです。
スペックが似ているBenQ MOBIUZ EX270Mと比較してみましょう。
商品名 | PX279 Prime | BenQ MOBIUZ EX270M |
モニターサイズ | 27インチ | 27インチ |
パネル | Fast IPS | IPS |
パネル光沢 | ノングレア | ノングレア |
sRGB | 108.3%sRGB | 99%sRGB |
解像度 | 1920×1080(フルHD) | 1920×1080(フルHD) |
リフレッシュレート | 240Hz | 240Hz |
応答速度 | 1ms(GtG) | 1ms(GtG) |
入力端子 | HDMI (v2.0)×1 HDMI(v1.4)×1 DisplayPort (v1.2)×1 |
HDMI (v2.0)×2 DisplayPort (v1.4)×1 |
VESAマウント | 100×100mm対応 | 100×100mm対応 |
総重量 | 7kg | 6.4kg(スタンドなし4.25kg) |
スタンド | ピボットなし ティルト-5˚ ~15˚ 左右スイベルなし |
高さ調整100mm ティルト-5˚ ~15˚ 左右スイベル15°~-15° |
スピーカー | なし | 2.1chスピーカー搭載 サブウーファーあり |
価格(2023年7月現在) | 39,980円 | 52,849円 |
細かい違いや機能の違いはありますが、大きな違いはsRGB、スタンド性能、スピーカーの有無、価格ですね。
sRGBはPX279 Primeが高くなっているため色再現度は高いです。
スタンド性能は圧倒的にBenQ MOBIUZ EX270Mのほうが自由度が高いです。
スピーカーはPX279 Primeは搭載していないので外部スピーカーorイヤホン、ヘッドホンが必要になります。
価格としてはPX279 Primeが圧倒的に低価格になっています。
機能差はありますがPX279 Primeはやはりコスパが良いと感じます。
BenQ MOBIUZ EX270Mはこちらで紹介しています。
PX279 Primeのメリット・デメリット
メリット
- コストパフォーマンスが高い
- リフレッシュレート240Hzでヌルヌル動いて対戦ゲームも有利に!
- 色再現度が高く、視野角も広いIPSパネルだが応答速度1msで残像軽減
- ベゼルレスでサブモニターにも最適
デメリット
- スタンド性能がイマイチ
- モニターのサイズが大きめなのでデスクの大きさが必要
- 内部スピーカーがない
スタンドに関してはモニターアームを使用すれば問題ないです。
デスクの大きさが必要な点もモニターアームを使用することである程度解決できる場合があります。
内部スピーカーに関してはイヤホン、ヘッドホン、外部スピーカーを使用すれば大きな問題はありません。
まとめ
PX279 Primeを紹介しました。
結論をいうと
- 価格は抑えめだが性能は間違いないものが欲しい
- モニターアームを使う予定がある方
- ゲームをプレイするときはヘッドホンかイヤホンを使用する人
こんな方におすすめです。
PX279 PrimeはFPS、RPG、アクションなどのゲームはもちろん動画視聴、動画編集、イラスト作成などなんでもできるけど価格も抑えられた万能ゲーミングモニターですのでぜひ皆さんもお試しください。
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