どうも、こぐる(@kogurugamesbrog)です。
今回は万能ゲーミングモニターのBenQ MOBIUZ EX270Mを紹介します。
ゲーミングモニターを選ぶときにFPSゲームをプレイするのに適したモニターや映像重視のモニターを見たことがあると思います。
しかし
FPSもオープンワールドもやりたいし動画も見たいんだけどなあ……
こんな風に思ったことはありませんか?
またはデスクのスペースが狭いためモニターは1台にしたいという場合もあると思います。
こんな悩みを解決してくれるのが今回紹介するBenQ MOBIUZ EX270Mです。
結論から言うと万能でこれ1台あればOK!というゲーミングモニターになっています。
それでは詳しく説明します。
BenQ MOBIUZ EX270Mの仕様
商品名 | BenQ MOBIUZ EX270M |
モニターサイズ | 27インチ |
パネル | IPS |
パネル光沢 | ノングレア |
アスペクト比 | 16:9 |
解像度 | 1920×1080(フルHD) |
リフレッシュレート | 240Hz |
応答速度 | 1ms(GtG、MPRT) |
入力端子 | HDMI (v2.0)×2 DisplayPort (v1.4)×1 |
VESAマウント | 100×100mm対応 |
総重量 | 6.4kg(スタンドなし4.25kg) |
スタンド | 高さ調整100mm ティルト-5˚ ~15˚ 左右スイベル15°~-15° |
BenQ MOBIUZ EX270Mの特徴
240Hzの高リフレッシュレート
BenQ MOBIUZ EX270Mは240Hzの高リフレッシュレートです。
つまり240FPSのフレームレートが出せるということです。
FPSゲームをプレイするうえで重要なのが情報量です。
リフレッシュレートおよびフレームレートが高いと得れる情報量が増えます。
情報量が増えるってどういうこと??
では解説しますね!
わかりやすいように1Hzと2Hzで比べてみましょう。
1秒間で10cm進む人の映像を見る場合
1Hz……1秒間に1回映像が更新されるため1秒後に10cm進んだ地点の画像が見えます。
それに対して
2Hz……1秒間に2回映像が更新されるため0.5秒後に5cm、1秒後に10cm進んだ地点の画像が見えます。
こうして比べると1秒後に見えるものは同じですが、間に見える情報量が変わってきます。
それによって先に反応することができて撃ち合いを有利にすることができます。
これがリフレッシュレート、フレームレートの差による情報量の差です。
Nintendo Switchが60FPS、PS5が120FPSなのでこの時点で倍以上の情報量の差ができています。
クロスプレイが対応しているゲームだとこれだけで有利になります。
またFPSゲームだけではなくアクションゲームや動画視聴時にも240Hzのモニターだとヌルヌル映像が動くのでとても快適です。
注意点はNintendo SwitchやPS5でBenQ MOBIUZ EX270Mを使っても240Hzは出ないので性能を発揮しきれずオーバースペックということになります。
ある程度ハイスペックなPCを使用している方にはおすすめです。
広い視野角と高い色再現度のIPSパネル
BenQ MOBIUZ EX270MはIPSパネルを採用しています。
液晶パネルにはいくつか種類があり主にIPS、TN、VAパネルがあります。
IPSパネルの特徴は広い視野角と再現性の高い発色で高画質になっています。
視野角とはモニターがきれいに見える角度の事で上下左右の角度で判断します。
グラフィックを楽しみたいオープンワールドのゲームや動画視聴には最適になります。
デメリットとしては
- 価格が比較的高め
- 応答速度がTNパネルと比較すると遅くなってしまうことが多い
これらが挙げられます。
ただBenQ MOBIUZ EX270Mの場合、応答速度は1msなのでFPSゲームをプレイする際も十分なスペックといえます。
ゲーミングモニターのパネルの違いを知りたい方はこちら
IPSパネルで応答速度1ms
前項でも触れましたがBenQ MOBIUZ EX270MはIPSパネルでありながら応答速度が1msという速さです。
応答速度の表記は2種類あります。
- 応答速度……黒→白→黒と色が切り替わる時間を測定
- 応答速度GtG……中間色→中間色→中間色と色が切り替わる時間を測定
基本的に応答速度GtG(Glay to Glay)より応答速度(黒→白→黒)の方が速い値が出ます。
ゲームの場面に限らず中間色から中間色に切り替わるタイミングのほうが圧倒的に多いです。
つまり応答速度の表記が速い値でも実際にゲームをプレイすると残像を感じてしまうという場合があるということになります。
またGtGの他にMPRTという計測方法もあります。
MPRTとは動画応答時間とも言われていて、動きのあるものを追従して輪郭部分のぼやけを計測する方法です。
BenQ MOBIUZ EX270MはGtG、MPRTともに1msとなっているので残像感が少なくゲームがプレイできるでしょう。
応答速度に関してもう少し詳しく知りたい方はこちらもどうぞ
高音質の内蔵スピーカー
BenQ MOBIUZ EX270Mにはスピーカーが内蔵されています。
他のゲーミングモニターにもスピーカーが内蔵されているものもありますが音質が低いものも多くあります。
BenQ MOBIUZ EX270Mはサブウファーを搭載した2.1chスピーカーによる重低音もしっかりしたものになっています。
引用:BenQ公式ページ
また5種類のサウンドモードがあり、FPS、シネマ、ポップ/ライブ、レーシング、スポーツモードがあります。
シーンに応じたモードを選択することができます。
ただしFPSの対戦ゲームをする場合はやはりヘッドセットのほうが足音や銃声、リロード音などの定位性がわかりやすいです。
なのでFPS対戦ゲームをプレイする際はヘッドセット、ソロプレイのゲームをプレイする、動画視聴の場合は内蔵スピーカーといったように使い分けると良いでしょう。
Black eQualizerで暗い場所の視認性UP!
BenQ MOBIUZ EX270MはFPSゲーム特化のゲーミングモニターであるBenQ ZOWIE XL2546Kにも搭載されているBlack eQualizerという機能が搭載されています。
引用:BenQ公式ページ
Black eQualizerは暗くて視認性の悪い場所の場合でも、見えやすくしてくれる機能です。
これは明るい部分の明るさは変えずに、暗い部分を明るくします。
このモニターを使うか使わないかでFPSゲームにおける有利、不利が変わってきます。
また最近はダークな世界観のゲームも増えてきているので視認性も上がりプレイしやすくなる場合もあります。
BenQ MOBIUZ EX270Mのメリット・デメリット
- 240Hzの高リフレッシュレート
- 広い視野角と色再現性の高いIPSパネル
- IPSパネルでも速い応答速度
- サブウーファー搭載の高音質内蔵スピーカー
- BenQ ZOWIE XL2546Kにも採用されているBlack eQualizerを採用
- 多くのジャンルのゲームや動画視聴も高いクオリティで行える
- 値段が高め
- 応答速度はTNパネルに劣る場合もある
- 高音質スピーカーを内蔵しているが結局ヘッドセットを使う場合が多い
価格に関してはスペック的には妥当なものだと感じます。
TNパネルの応答速度は1ms以下のものも多くあります。
ただIPSパネルで1ms程度の応答速度があれば十分といえるスピードなので大きな問題ではないでしょう。
内蔵スピーカーに関しては使用頻度が低くても外部のスピーカーを別途購入しなくて済むのは大きなメリットです。
まとめ
BenQ MOBIUZ EX270Mの万能さをわかっていただけたでしょうか?
どんなジャンルのゲームも動画視聴も万能にこなせるメインモニターにするにはおすすめの1台です。
ぜひこの機会にゲーミングモニターを検討してみてはいかがでしょうか。
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