どうも、こぐる(@kogurugamesbrog)です。
今回は2023年10月13日に発売されたLogicoolGのPRO X SUPERLIGHT2の紹介をします。
PRO X SUPERLIGHT2はe-sportsのプロ選手が使用している割合No1のPRO X SUPERLIGHTの後継機です。
新型が出たけど旧型と何が違うの?
結局どっちを買えば良いの?
そんな風に思っている方は多いのではないでしょうか?
僕も疑問に思ったので今回はそんな疑問を解決します。
結論を言うと「性能はアップしているが、一般ゲーマーは旧型のPRO X SUPERLIGHTでも十分」だと思います。
旧型のPRO X SUPERLIGHTの詳細が知りたい方はこちらもどうぞ。
ただし競技や大会に出たい方は少しでも性能が良いPRO X SUPERLIGHT2を選択する価値はあります。
PRO X SUPERLIGHT2のスペック
PRO X SUPERLIGHT2のスペックを見ていきましょう。
マウス形状 | 左右対称 |
本体サイズ | 125mm x63.5mm x40mm(D×W×H) |
本体重量 | 60g |
ボタン数 | 5つ |
センサー | HERO2 |
DPI | 100~32000(50刻み) |
ポーリングレート | 2000Hz |
リフトオフディスタンス | 0.3~0.8mm(GHUBで調整可能) |
スイッチ | LIGHTFORCEハイブリッドスイッチ |
接続タイプ | 2.4GHzワイヤレスUSB |
バッテリー | 最大95時間 |
ケーブル | ビニール |
ソフトウェア | あり(GHUB) |
形や大きさは旧モデルのPRO X SUPERLIGHTと同じです。
センサーはアップグレードされておりHERO2というセンサーが採用されています。
スイッチも独自のスイッチに変更されました。
PRO X SUPERLIGHT2の特徴
続いてPRO X SUPERLIGHT2の特徴を見ていきましょう。
LIGHTFORCEハイブリッドスイッチでチャタリングなくクリック感をキープ
PRO X SUPERLIGHT2はLIGHTFORCEハイブリッドスイッチを採用しています。
LIGHTFORCEハイブリッドスイッチはオプティカルの速度とメカニカルなクリック感が融合されたスイッチです。
オプティカルスイッチの特徴は光の速度でクリックに反応します。
またメカニカルスイッチのように物理的なスイッチではないので耐久性にも優れています。
オプティカルスイッチが反応するクリック部分にはメカニカルスイッチの構造が用いられています。
最大32000DPIのHERO2センサー
HERO2センサーは最大3200DPIの性能があります。
DPIが高ければ良いというわけではありませんがそれだけ精度が高く高性能ということになります。
DPIについてはこちらを御覧ください。
2000Hzにアップグレードされたポーリングレート
ポーリングレートは1000Hzから2000Hzにアップグレードされています。
これが高ければ高いほど遅延が少なくなります。
ただし1000Hzでもほとんど遅延は感じることはないのでプロレベルで恩恵が得られます。
最長95時間のバッテリー持続時間
95時間のバッテリー持続時間はワイヤレスマウスの中でも長いです。
PRO X SUPERLIGHT2 | PRO X SUPERLIGHT | Logicool G703h | Fantech Aria XD7 | Xtrfy M8 ワイヤレス | LAMZU ATLANTIS mini | pulsar X2 Mini |
---|---|---|---|---|---|---|
95時間 | 70時間 | 60時間 | 40時間 | 75時間 | 70時間 | 70時間 |
他のワイヤレスゲーミングマウスと比較してみました。
やはりかなり長いことが分かります。
ゲームをやっている最中にマウスの充電が切れると操作ができなくなってかなり焦るんだよなあ。
バッテリー持続時間が長ければ長いほど充電切れの心配は少なくなるのでゲームプレイに集中することができます。
変更可能なリフトオフディスタンス
PRO X SUPERLIGHT2はリフトオフディスタンスがソフトウェアによって変更可能となっています。
「低・中・高」の3段階の調整ができます。
この値が高いとマウスを接地面から離したつもりなのにセンサーが反応してしまい、安定したマウスコントロールが難しくなってしまいます。
旧型と変わらない万能シェイプ
PRO X SUPERLIGHT2は旧型のPRO X SUPERLIGHTと大きさや形は変更していません。
実際に見てみると全く同じです。
重ねてみても全く同じなので比較することができませんでした。
相変わらずの万能シェイプです。
これは嬉しい人もいるのではないでしょうか。
人によってはミリ単位で形が変わってしまうと違和感を覚えると思います。
旧型のPRO X SUPERLIGHTはかなり使用者が多かったので感覚を変えることなく、機能面をアップグレードすることができます。
PRO X SUPERLIGHTとPRO X SUPERLIGHT2の違いは?
それではPRO X SUPERLIGHT2とPRO X SUPERLIGHTの違いを見てみましょう。
PRO X SUPERLIGHT2とPRO X SUPERLIGHTのスペックの違い
変更した部分を黄色でマークしてみました。
こう見ると機能面のアップデートは割と多いと感じます。
本体重量
わずかですが新型のほうが軽量化しています。
ただ機能面がグレードアップして軽量化できているためかなりの強化です。
センサー
センサーはHEROシリーズの最新のものです。
それに伴ってDPIの設定できる範囲も新型のほうが広くなっています。
- PRO X SUPERLIGHT2……100~32000DPI
- PRO X SUPERLIGHT………100~25600DPI
HERO25Kも十分優れたセンサーでしたがHERO2はさらにアップグレードしているのでトラッキングの精度は向上しているでしょう。
ポーリングレート
ポーリングレートは1000Hzから2000Hzにアップグレードしています。
しかし最近のゲーミングマウスは4000Hzや8000Hzに対応しているマウスも増えてきました。
この時代にポーリングレートが2000Hzでは少し中途半端な気がします。
リフトオフディスタンス(LoD)
新型のほうはGHUBで調整できるようになっており、最低0.3mmまで短くすることができます。
これはマウスをよく持ち上げるローセンシ(低感度)の方はうれしい変更点です。
スイッチ
旧型はOmron製のメカニカルスイッチを採用しているのに対して、新型はLIGHTFORCEハイブリッドスイッチを採用しています。
これはLogicool独自のスイッチになっており、オプティカルスイッチです。
ただクリック感はメカニカルスイッチに近づけてあるためクリックの感覚を大きく変えることなく反応速度が速くなり、チャタリングも起こしづらくなります。
ここは良いアップグレードです。
バッテリー持続時間
バッテリー持続時間は70時間から95時間にアップグレードされています。
連続使用時間が25時間増加したということは1日4時間の使用で6日間以上、充電しなくていい時間が増えたということです。
これは単純なアップグレードですね。
バッテリー持続時間に余裕ができればゲームをプレイ中に充電切れで突然操作不能になるリスクが軽減します。
充電方法
これは何気に嬉しい人が多いと思いますがようやく充電端子がmicroUSBからUSBType-Cに変更になりました。
価格
価格は
- 旧型PRO X SUPERLIGHT………14647円
- 新型PRO X SUPERLIGHT2……23100円
と約8500円の差となっています。
新型のPRO X SUPERLIGHT2は高級マウスです。
確かに機能面はアップグレードしていますが旧型のPRO X SUPERLIGHTの完成度がかなり高いため、一般のプレイヤーは旧型のほうがコスパが良いです。
競技や大会に出る人はPRO X SUPERLIGHT2の選択もアリでしょう。
PRO X SUPERLIGHT2のメリット・デメリット
PRO X SUPERLIGHT2のメリットとデメリットをまとめます。
メリット
- オプティカルの速度とメカニカルなクリック感が融合されたスイッチ
- アップグレードされて精度が高くなったHERO2センサー
- 最長95時間のバッテリー持続時間
- 変更可能になったリフトオフディスタンス
- 旧型のPRO X SUPERLIGHTと同じ万能シェイプ
- USBTypeCの充電端子
デメリット
- 価格が高い
- 充電ケーブルがビニール製
やはり最大のデメリットは価格でしょう。
旧型のPRO X SUPERLIGHTでも十分な性能をしているためコスパを求める方はそちらを検討しても良いでしょう。
PRO X SUPERLIGHT2のまとめ
今回はPRO X SUPERLIGHTの後継機であるPRO X SUPERLIGHT2の紹介と旧型と新型の違いについて解説しました。
結論は「性能はアップしているが、一般ゲーマーは旧型のPRO X SUPERLIGHTでも十分」だと思います。
ただし競技や大会に出たい方は少しでも性能が良いPRO X SUPERLIGHT2を選択する価値はあります。
みなさんも自分にあったゲーミングマウスを選んでみてはいかがですか?
コメント