どうも、こぐる(@kogurugamesbrog)です。
今回はFIFINE様からAmpliGame H9を提供頂きましたのでレビューしていきます。
低価格ながらマイク性能や音質は良く初めてのゲーミングヘッドセットにぴったりです。
それではレビューしていきます。
FIFINE AmpliGame H9のデザインと内容物
まずはデザインと内容物を見ていきましょう。
パッケージ
パッケージはゲーミング感あるデザインになっています。
背面はこのようになっています。
サイドにも英語で説明が書いてあります。
開封してみるとこのように簡素なパッケージがされています。
こういったところでコストを削減している感じがしますね。
内容物
では内容物を見ていきましょう。
- ①ヘッドホン本体
- ②脱着式ヘッドセットマイク
- ③オーディオコンロトールパッド
- ④取り扱い説明書
デザイン
正面から見るとこのようになっています。
しっかりした造りをしている印象です。
イヤーカップにはニコちゃんマークが!
好みが分かれるところではありますね。
RGBライティングはありません。
イヤーパッドは合皮でできており、柔らかく着け心地は良いです。
イヤーパッドの内側には左右がわかりやすいようにLRが書かれています。
最近のヘッドセットはこういったデザインが多いですね。
ヘッドバンドの部分にはシンプルな「fifine」というシンプルなロゴがあります。
こういったシンプルなデザインはGOODですね。
FIFINE AmpliGame H9のスペック
続いてAmpliGame H9のスペックを見ていきましょう。
メーカー | FIFINE |
商品名 | AmpliGame H9 |
形式 | 密閉型 |
重量 | マイクなし:228g マイクあり:238g |
接続方法 | 有線接続 |
接続タイプ | 3.5㎜プラグorUSB |
ケーブル長 | |
バッテリー持続時間 | – |
通信可能範囲 | – |
ドライバー | 50㎜ダイナミック型 |
再生周波数帯域 | 20Hz~20kHz |
インピーダンス | 32Ω |
出力音圧レベル | – |
マイク指向性 | 全指向性マイク |
カラーリング | ブラック ホワイト |
専用アプリ | なし |
FIFINE AmpliGame H9の特徴
AmpliGame H9の特徴を解説していきます。
長時間の使用でも疲れにくい軽量ヘッドセット
AmpliGame H9の重量は他のヘッドセットに比べても軽量な部類になります。
- マイクなし……228g
- マイクあり……238g
200g台前半だとかなり軽量で長時間装着した際も疲れにくかったり頭や耳が痛くなりにくいです。
着脱可能なコンデンサーマイク
AmpliGame H9は全方向性のコンデンサーマイクがついています。
こちらがマイクの音声になります。
FiFINEは主にマイクを販売しているメーカーのため、ヘッドセットのマイクとしてはかなり良いと思います。
USB DACが付属
AmpliGame H9にはオーディオコントロールパッドが付属していますが、これがUSB type-Aに接続でき、USB DACの役割も果たしています。
ボリューム調節やマイクのミュートなどの操作をすることもできます。
ヘッドセットで3.5mmプラグとUSBに対応しているのは使い勝手が良いですね。
こちらはDACの役割もありますので音質が良くなります。
そもそもDACって何?と思う方は「オーディオインターフェイス・DAC・ミキサー・アンプの違いは?」で解説していますのでこちらもご覧ください。
ワンボタンで7.1chサラウンドに切替可能
先程のリモコン部分の真ん中にある7.1というボタンを押すことで7.1chサラウンドに変更することができます。
7.1chサラウンドとはスピーカーの構成とモノラルやステレオといった音響効果のことを指しています。
7.1chサラウンドとは音に囲まれたような聞こえ方をします。
つまりどちらの方向から音が鳴っておりどのくらいき距離が離れているかといった「定位感」を感じることができます。
7.1chというのは7個のスピーカーと1つのサブウーハーを表しています。
ヘッドセットなのに7つのスピーカーと1つのサブウーハーってどういうこと?
ヘッドセットにおける7.1chというのは仮想7.1chということなんだ!
実際にスピーカーが7つとサブウーハーが1つあるわけではなく、DACやソフトウェアでデジタル処理をして音のズレや強弱で7.1chサラウンドのように聞こえているということです。
FIFINE AmpliGame H9を使用した感想
実際にAmpliGame H9を使用してみましたのでいくつか解説していきます。
剛性
この価格帯のヘッドセットにしては造りは割としっかりしていると感じました。
イヤーカップとヘッドバンドをつないでいる部分はしっかりとスチールでできていますしヘッドバンドの縫い目の部分もしっかりと縫われている印象です。
コードが耐久性の高い編み込み式なのもポイントが高いです。
装着感
装着感に関してはまずはこの「軽さ」です。
238gとかなり軽量です。
頭頂部にかかる負担をかなり減らしてくれています。
側圧は少し弱めに感じました。
気になる点が一つあってイヤーパッドの内径が少し小さく筆者の耳だと当たってしまいます。
AmpliGame H9のイヤーパッド内径
- 縦……約63mm
- 横……約42mm
こちらは個人差もあるかと思いますので他のヘッドホンと比べて自分はどうか確認してみると良いですね。
ちなみにRazerのKrakenのイヤーパッドも測ってみました。
RazerのKrakenのイヤーパッド内径
- 縦……約68mm
- 横……約56mm
Krakenのほうがイヤーパッドは大きいですね。
音質
音質に関しては低音が少し強めで、中高音も少し強いいわゆるドンシャリ系のような感じがしました。
7.1chサラウンドに関しては少し音質が悪くなるような印象を受けます。
高音も少し刺さるような感じがします。
7.1chサラウンドはONよりOFFで使用することをおすすめします。
マイク性能
マイクの音質に関してはヘッドセットの中ではかなり良いほうです。
Hyper XのSolo Cast、RazerのKrakenと比べてみました。
USBマイクであるHyper X Solo Castにも負けていない音質ですね。
同じ価格帯のヘッドセットマイクであるRazer Krakenよりかなり良い音質です。
気になる点は全指向性のマイクであることです。
ゲーミングヘッドセットのマイクは単一指向性のものが多いです。
- 単一指向性……ある方向からの音を拾いやすいマイク
- 全指向性……どの方向からも音を拾いやすいマイク
このため、全指向性のマイクは環境音やタイピング音などが入りやすいので注意が必要です。
こちらはマイク使用時にタイピングをした音を録音して、Hyper X Solo Castと比較してみました。
Hyper X Solo Castタイピング
やはり比較してみると環境音を拾いやすく感じますが、ボイスチャットで使用する際にはあまり大きな問題にはならなそうです。
配信には向いてないかも!
FIFINE AmpliGame H9をApex Legendsで使ってみた
今回はAmpliGame H9をApex Legendsで使用してみました。
足音は聞き取りやすいと感じました。
ただし少し低音が強いため、爆発音などに紛れてしまうことがありました。
定位感は方向はわかりやすいですが距離は少し近く感じる印象です。
これは慣れの問題もあるかもしれません。
できればイコライザー設定ができると良かったですが、この価格帯でこのクオリティなら、初めてのヘッドセットとしては十分な性能だと感じました。
FIFINE AmpliGame H9まとめ
今回はFIFINEのAmpliGame H9をレビューしていきました。
まずは初めてゲーミングヘッドセットを購入したいという人にはおすすめします!
この価格帯で造りがしっかりしており、音質、マイク性能ともに良く、コスパが良いです。
またマイク性能が良いのでボイスチャット(VC)を使って話しながらゲームがしたいという人にもおすすめです。
みなさんもコスパ良好なゲーミングヘッドセットのFIFINE AmpliGame H9を試してみませんか?
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