どうも、こぐる(@kogurugamesbrog)です。
みなさんはFPSゲームで「もっと勝ちたい、うまくなりたい!」と思っていませんか?
今回はそんな人におすすめなゲーミングモニターのZOWIE XL2566Kを紹介します。
結論から言うとZOWIE XL2566Kを使うとFPSで有利になります。
では解説していきます。
ZOWIE XL2566Kのスペック
商品名 | ZOWIE XL2566K |
モニターサイズ | 24.5インチ |
パネル | Fast TN |
パネル光沢 | ノングレア |
色域 | sRGB97% |
解像度 | 1920 x 1080(フルHD) |
リフレッシュレート | 360Hz |
応答速度 | 0.5ms(GtG) |
入力端子 | DisplayPort:1.4 x 1 HDMI:2.0 x 2 ヘッドホンジャック×1 |
VESAマウント | 100×100mm対応 |
総重量 | 9.5kg |
スタンド | 高さ調節155mm ピボット-90°~90° ティルト-5˚ ~23˚ 左右スイベル-45°~45° |
色域はTNパネルながらも97%あります。
リフレッシュレート360Hz、応答速度0.5msと対戦ゲームに特化した性能になっています。
入力端子はDisplayPortが1つ、HDMIが2つあります。
VESAマウントにも対応しておりモニターアームも使用できますが、TNパネルのため視野角が狭くあまりモニターを動かす機会は少ない可能性が高いです。
スタンドも高性能なものなのでスタンドで使用するのもありでしょう。
ZOWIE XL2566Kの特徴
360Hzの高リフレッシュレート
ZOWIE XL2566Kはリフレッシュレートが360Hzです。
これはここ最近だと1番高い数値となっています。
リフレッシュレートが360Hzということはフレームレートが360fpsまで出せるということになります。
リフレッシュレートおよびフレームレートが高いと得れる情報量が増えます。
これについて解説します。
情報量が増えるってどういうこと??
わかりやすいように1Hzと2Hzで比べてみましょう。
1秒間で10cm進む人の映像を見る場合
1Hz……1秒間に1回映像が更新されるため1秒後に10cm進んだ地点の画像が見えます。
それに対して
2Hz……1秒間に2回映像が更新されるため0.5秒後に5cm、1秒後に10cm進んだ地点の画像が見えます。
こうして比べると1秒後に見えるものは同じですが、間に見える情報量が変わってきます。
それによって先に反応することができて撃ち合いを有利にすることができます。
これがリフレッシュレート、フレームレートの差による情報量の差です。
Nintendo Switchが60FPS、PS5が120FPSなのでこの時点で倍以上の情報量の差ができています。
クロスプレイが対応しているゲームだとこれだけで有利になります。
ただ逆に言うとNintendo SwitchやPS5でZOWIE XL2566Kを使っても360Hzは出ないので性能を発揮しきれずオーバースペックということになります。
ある程度ハイスペックなPCを使用している方にはおすすめです。
0.5msの応答速度で残像感軽減
ZOWIE XL2566KはTNパネルで応答速度は0.5msとなっています。
応答速度の表記は2種類あります。
- 応答速度……黒→白→黒と色が切り替わる時間を測定
- 応答速度GtG……中間色→中間色→中間色と色が切り替わる時間を測定
基本的に応答速度GtG(Glay to Glay)より応答速度(黒→白→黒)の方が速い値が出ます。
ゲームの場面に限らず中間色から中間色に切り替わるタイミングのほうが圧倒的に多いです。
つまり応答速度の表記が速い値でも実際にゲームをプレイすると残像を感じてしまうという場合があるということになります。
BenQ ZOWIE XL2566Kは応答速度GtGの表記なので実際のプレイ時も残像が少ないです。
引用:BenQ公式ページ
応答速度に関してはこちらでも解説しているので合わせてご覧ください。
ゲーミングモニターのパネルの違いを知りたい方はこちら
DyAc+でさらに残像を軽減し視認性UP
DyAc+は残像の発生を抑え、クッキリとした映像にする残像軽減機能です。
引用:BenQ公式ページ
仕組みとしては、ある一定のタイミングでバックライトをオフにして真っ黒な画面を表示させています。
これにより残像を極力抑えて視認性を上げています。
0~20の21段階で設定できます。
暗い場所の視認性を上げてくれるBlack eQualizer機能
引用:BenQ公式ページ
暗くて視認性の悪い場所の場合でも、見えやすくしてくれる機能です。
これは明るい部分の明るさは変えずに、暗い部分を明るくします。
この機能によって暗い場所でも敵を視認しやすくなります。
FPSに最適なモニターの大きさ
ゲーミングモニターのサイズで主流となっているのは24インチ前後のサイズになっています。
プロ選手もこのあたりのサイズを使用していることが多いです。
でも画面が大きければ大きい方が見やすいし有利なんじゃないの?
こんなふうに思っている人はいませんか?
これはFPSゲームにおいて当てはまりません。
なぜかというとFPSゲームはレティクル、ミニマップ、弾薬、サブウェポンなど画面の色々な部分を絶え間なく見る必要があります。
このとき画面が大きすぎると視線の移動距離が長くなってしまします。
その際にレティクルから目を離す時間が長くなってしまったり疲れやすくなったりします。
だからといってものすごく小さい画面にしても視認性が悪くなってしまいます。
この2つの観点からちょうど良いのが24インチ前後ということです。
ZOWIE XL2566Kは24.5インチで最適なサイズになっています。
ただしRPGやアクションゲームなどゲームへの没入感、迫力を重視する場合はもう少し大きいサイズにするとより良いでしょう。
24インチよりも大きいゲーミングモニターを探している方はこちら
小さくなった台座と調節しやすいスタンド
スタンドの台座が小さくなったためキーボードやマウスパッドを置くスペースが広くなっています。
スタンドの位置調整もかなり大きい範囲で行えて、特にスイベルが左右45°ずつで合計90°行えます。
スイベルが45°できるので画像のようなキーボードの置き方も可能です。
高さ調整も155㎜とかなり幅広いです
このことによってモニターアームを使わずに自由度の高い設置ができます。
モニターの設定を保存できるS.Switch
引用:BenQ公式ページ
これはスクロールホイールを押すことでモニターメニューを素早く開くことができます。
また3種類のモニター設定を保存することができ、必要に応じて簡単に変更ができます。
PC、PS5などのハードごと設定を変えて切り替えるや、ゲームのタイトルごとに設定を変えて切り替えるなどで使用できます。
XL2566KとXL2546Kの違い
XL2566KとXL2546Kの違いは以下のとおりです。
商品名 | XL2566K | XL2546K |
リフレッシュレート | 360Hz | 240Hz |
入力端子 | DisplayPort:1.4×1 HDMI:2.0×2 ヘッドフォンジャック×1 |
DisplayPort1.2×1 HDMI2.0×3 ヘッドフォンジャック×1 |
台座の形 | ||
価格(2023年8月) | 110800円 | 82000円 |
大きな違いはやはりリフレッシュレートと価格でしょう。
360Hzと240Hzの違いで28800円の差をどう捉えるかです。
ハイスペックのPCを持っていてFPSゲームでより有利を取りたいのであればXL2566Kを選択するのもありだと思います。
ただ240Hzでも十分にハイスペックなのでコスパを重視するならXL2546Kでも十分でしょう。
ZOWIE XL2566Kのメリット・デメリット
メリット
- 360Hzの高リフレッシュレート
- 0.5msの応答速度で残像感軽減
- DyAc+でさらに残像を軽減し視認性UP
- 暗い場所でもBlack eQualizer機能で敵を視認!
- 24.5インチのFPSに最適なモニターサイズ
- 自由度の高いスタンド
- リモコン付き
デメリット
- PCのスペックが高くないと性能が発揮しきれない
- 価格が高い
まとめ
いかがだったでしょうか。
XL2566KはFPSをプレイするなら間違いなくトップクラスの性能をしているゲーミングモニターです。
みなさんもXL2566Kを使って快適にFPSをプレイしてみませんか?
色域が高いゲーミングモニターはこちら
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